関東風の桜餅は、もちっとした焼き皮とあんの組み合わせが絶妙な和菓子です。
クレープのような生地で作るこの桜餅は、道明寺の関西風とはまた違った美味しさ。
材料も少なく、作り方もシンプルなので、和菓子が初めての方にもぜひ一度作っていただきたい一品です。
材料:4個分
- 白玉粉:6g
- 寒梅粉:4g(またはみじん粉、上南粉、白玉粉で代用可)
- 上白糖:15g
- 薄力粉:40g
- 水:70g
- こしあん;80g(20g×4個分)
- 桜の葉の塩漬け:4枚
※寒梅粉の代わりに白玉粉を10gにしても作れますが、やや硬くなりやすいため早めにお召し上がりください。
道具
- ボウル
- ホイッパー
- ゴムベラ
- ザル(粉ふるい用)
- ホットプレートまたはフライパン
- お玉
- 返し用のヘラ
- 茶漉し
作り方
調理時間:約50分
1, 桜の葉を洗う
- 桜の葉の塩漬けを流水でよく洗い、キッチンペーパーで軽く水気をふきとります
2. 生地を作る
- ボウルに白玉粉を入れ、水(70g)を少しずつ加えながら溶かします
- 別のボウルで寒梅粉と上白糖をあらかじめ混ぜておき、白玉粉のボウルに加えて混ぜます
※寒梅粉は水と合わせるとダマになりやすいため、砂糖と混ぜておくと溶けやすくなります - 薄力粉をふるい入れ、ダマがなくなるまでしっかりと混ぜ合わせます

3. 生地を焼く
- フライパンまたはホットプレートを温め、うすく油を塗ってから一度熱を入れ、弱〜中火にします
- お玉1杯分の生地をフライパンに垂直に落とし、お玉の背で楕円形(約10×7cm程度)に広げます。
※広げるときは、2〜3回の動きで手早く。表面がなめらかに仕上がります。 - 表面が乾いたら、ヘラで裏返し、裏面をさっと焼きます。焼き色が付く前に取り出してください。
- 網などにのせ、粗熱を取ります。
あんこラボ焦げ目がつかないように手早く焼いていきます




4. あんと葉で包む
- こしあんは4等分にして、包みやすいようにやや楕円形に丸めておきます
- 生地が冷めたら、あんを中央にのせて、巻くように包みます
- 桜の葉でくるりと巻いて完成です


※お好みで、生地に紅色素を少量加えると、ほんのりピンク色の春らしい桜餅になります


保存方法・賞味期限
常温保存で、翌日の早めにお召し上がりください




