葛まんじゅうは夏の和菓子。食感はぷるんと美味しく、見た目も涼やか。目でも舌でも涼を味わえるお菓子です。
葛菓子の作り方には「本返し」と「半返し」の2種類あり、今回は半返しのレシピです。鍋で途中まで練り、残りを蒸し器で加熱します
材料:4個分
- 葛粉:20g
- 水:85g(葛粉の約4.2倍)
- 上白糖:20g
- こしあん:80g(20g×4個分)
- 桜の葉の塩漬けや笹の葉
あんこラボ葛粉は2種類、「本葛粉」と「葛粉」があります
◎本葛粉:葛の根のでんぷんから作られた粉
◎葛粉:サツマイモやレンコンなど他のでんぷんから作られた粉
本葛粉、葛粉のどちらでも葛まんじゅうを作ることができますが、本葛粉の方が葛本来のおいしさを楽しめますよ
道具
- ボウル
- ゴムベラ
- 茶漉し
- 鍋(ぼうず鍋がおすすめです)
- 蒸し器
- バット
作り方
調理時間:約45分
1. 下準備
- あんを1個20gで丸めます
- 湯煎用の湯、手水用のボウル、蒸し器を用意します


2. 生地を作る
- 葛粉を水で溶き、鍋に漉し入れます
- 上白糖を加えて混ぜます







葛粉は溶け残りやすいので、ボウルの底までしっかりと混ぜ、葛粉を溶かしましょう






3. 加熱する(半返し)
- 弱~中火で加熱し、7割が白い糊状になったら火を止め、混ぜて滑らかにします
- 熱湯を入れたボウルに鍋をのせ、冷めないようにします













生地は冷めると固くなります
4. あんを包む
- ヘラで生地をすくい、手水に入れ、取り出し、濡らした手に取り広げます
- あんをのせて包み、形を整えます


















5. 蒸す(中火/10分)
- 蒸し器の中に濡らしたさらし布を置きます
- 蒸し器で10分蒸します









葛まんじゅうが白濁していたら、プラス数分蒸してください
6. 冷ます
- 蒸し器を火床から離し、常温で冷まします
- 冷めたら、桜の葉の塩漬けや笹の葉で巻いて完成です










保存方法・賞味期限
常温保存です。なるべく当日中にお召し上がりください。
葛まんじゅうは冷蔵すると固くなります。冷やす場合は、食べる直前に10~15分ほど冷蔵し、お召し上がりください



