秋の和菓子としてお馴染み「栗蒸し羊羹」。もっちりとした食感と栗の甘露煮の組み合わせがとても美味しい和菓子です。
蒸し羊羹は寒天で固める練り羊羹とは異なり、あんに粉を加え、蒸して作ります。
作り方のポイントは生地の混ぜ方と蒸し方にあり。生地を混ぜる際は、粘りが出る用に力を入れ練り混ぜてください。蒸す際は火加減をやや弱めの中火で、じっくりと蒸してください。
作り方はとてもシンプル。道具も少ないので、和菓子を始めたばかりの方にもおすすめです。
材料: 玉子豆腐器(12×7.5cm)1つ分
- こしあん:200g
- 薄力粉 :20g(あんの10%)
- 片栗粉 :5g(あんの2~3%)
- 砂糖 :20g
- ぬるま湯:50g
- 栗の甘露煮:10~12個
道具
- 玉子豆腐器(12×7.5cm)
- ボウル
- ゴムベラ
- ザル(粉ふるい)
- クッキングシート
- 蒸し器
- キッチンペーパー
作り方
調理時間:約60分
1. 下準備
- 蒸し器の湯を沸騰させておきます
- 玉子豆腐器にクッキングシートを敷いておきます
- 栗の甘露煮は4〜5等分にカットしておきます(お好みのサイズで)

2. 生地を作る
- ボウルにこしあんを入れ、ふるった薄力粉と片栗粉を加えます
- 手でしっかりと混ぜ、生地に粘りが出るまで練ります
- 砂糖を加えて混ぜ、さらにぬるま湯を少しずつ加えながら、なめらかな生地に仕上げます。
※ダマが残らないように丁寧に混ぜましょう - 最後にカットした栗を加え、全体をよく混ぜます
- 生地を型に流し入れ、表面をならします



3. 蒸す(中火/30~40分)
- 蒸気の上がった蒸し器に型を入れ、やや弱めの中火で30分蒸します
あんこラボ火加減が強いと表面が波打つため、やや弱めの中火をキープしましょう




4. 仕上げ
- 型を蒸し器から取り出し、キッチンペーパーなどで表面をならします
- 型から出し、粗熱を取り、完全に冷めたらカットします



蒸したては柔らかいですが、冷めるとしっかりと固まります


保存方法・賞味期限
- 賞味期限:2日以内にお召し上がりください
- 保存方法:常温保存です







