すりおろした山芋で膨らませる薯蕷まんじゅう。お茶席などでいただくことも多いですね。表面は真っ白、ふんわり+しっとり食感です。関東と関西で作り方に違いがありますが、今回は関西式のレシピをご紹介します。
材料:4個分
- つくね芋または山の芋:25~30g(皮つき)
- 上白糖:30g
- 薯蕷粉:18g
- こしあん:120g(30g×4個分)
- 手粉の薯蕷粉:大さじ1~2
- 霧吹き用の酢水
道具
- ボウル
- おろし金
- ザル(粉ふるい)
- ゴムベラ
- バット
- 蒸し器
- 霧吹き
作り方
調理時間:約60分
1. 下準備
- 上白糖をふるっておきます
- 蒸し器を湯を沸騰させておきます

2. 芋の皮をむき、すりおろす
- 芋の皮を包丁でむき、水洗いします
- おろし金で芋をすりおろします
※芋をくるくると回しながら、力を入れすぎず優しくすりおろすと、なめらかに仕上がります - すりおろした芋をボウルに移し、15gを計量します

あんこラボ芋を回しながら優しくすりおろし、全て擦り終わってからボウルに移し入れてください


3. 生地を作る
- すりおろした芋をヘラで混ぜ、空気を含ませるようにふんわりと混ぜます
- ふるっておいた上白糖を、すりおろした芋に数回に分けて加え、ヘラでしっかりと混ぜます
- 別のボウルに薯蕷粉を入れ、その上にすり芋をのせます
- 粉を少しずつかけながら、芋を中心部に折りたたむようにもみ混ぜます




砂糖を入れ、すり混ぜると、芋により粘りが出てきます。しっかりと力を入れて、粘りを出すように混ぜてください






4. 生地を分ける
- バットに薯蕷粉(手粉)を広げ、生地を取り出します
- 生地全体に軽く粉をまぶし、4等分にして丸めます
※分割する際、軽く“ポン”と音がします


5. あんを包む
生地を手のひらで丸く広げ、あんをのせて包みます




6. 蒸す(中火/10分)
- 蒸し器にクッキングシートやさらし布を敷き、まんじゅうを並べます
- 酢水を霧吹きで全体に軽くかけてから蒸します
※酢水は、水100ccに酢小さじ1/2程度を加えます - 中火で10分蒸します
- 蒸しあがったら、常温に置き、冷めたら完成です






薯蕷まんじゅうは蒸したてよりも、翌日の方が美味しくなります。
ぜひ1日おいてからお召し上がりくださいね!
保存方法・賞味期限
- 保存方法:常温保存
- 賞味期限:2日以内にお召し上がりください







